韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓

キムチの国の食事情・・・韓国産食品の安全性と危険性を考える

韓国の検査機関が、キムチの寄生虫卵検査をせずに成績書を発行していた! 韓国産キムチの安全性をゆるがした寄生虫事件から10年の現実

今回は、とりわけ日本の新聞・テレビなどのマスメディアが報道したがらないだろうと思われる話題でいきます。今から、10年前に韓国産キムチから回虫の卵が見つかるという事件がありました。ネットではいまだに取り沙汰されることも多く、ご存知のかたも多いのではないでしょうか。

 

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 キムチ - Wikipedia

日本の韓国からのキムチ輸入量は2005年をピークに減少を始め、現在では日本国内で流通するキムチの主流は日本産になっている。これには韓国側が輸入した中国産白菜のキムチから寄生虫が発見された事件が大きく起因しており、2005年から2006年の間に日本のキムチ輸入量は46.4%減少している[12]。東京都では人に寄生する有鉤嚢虫(脳や眼に寄生した場合は重篤な症状を示す寄生虫)の感染源として輸入キムチを原因のひとつとして上げている[13]。

2005年10月、韓国国内において中国産の輸入キムチから寄生虫の卵が検出され問題となった。寄生虫卵は未熟性のものであり、主に白菜から検出[33]された。これらは、土中の人糞、犬猫などの動物の糞尿が感染源[34]と見られ、製造過程に於ける白菜の洗浄が適切でなかったためと見られている。なお食べても健康上問題はないとされたが、韓国政府は該当する中国の製造メーカーに対し洗浄の徹底と寄生虫卵の残留可否を検査するように義務付けた。

2005年11月、「日本国内で市販されていた韓国産キムチから回虫の卵が見つかった」という事件があった[35]。

35.^ 国内で市販の韓国産キムチから回虫の卵…厚労省発表 読売新聞(2005年11月14日)同省輸入食品安全対策室によると、10月中旬ごろ輸入された400グラム入りパック1個を研究チームが購入して調査した結果

 

聯合ニュース
包装も取りはがすことなく「適合」の判定・・・お粗末な食品衛生検査百態  2015/03/23 12:16 送稿 (原文:韓国語)

포장도 안뜯고 '적합' 판정…허술한 식품위생검사 백태 | 연합뉴스

 ソウル西部地検食品医薬調査部は、最近3年間に、検査規定を守らずに各種の手法で試験成績書を虚偽に発給した疑い(食品・医薬品分野の試験・検査などに関する法律違反)で、民間の食品衛生検査機関10ヶ所を摘発、各機関の代表取締役と法人及び研究員8名を拘束起訴し、26名を不拘束起訴したと、23日、明らかにした。

特に食品製造加工会社らが、相対的に「しつこい」検査を施行する検査機関に対しては委託を嫌い、競争の激しくなった検査機関が委託契約を誘致する過程で、奇妙な優劣関係が形成されてきた事実も確認された。
食品の安全性を高めるために存在する検査機関の役目が、事実上、有名無実化したわけである。

 

◇ キムチの包装を取り外さずに「寄生虫卵、問題無し」の判定 = 23日、検察によれば摘発された検査機関10ヶ所全部、はじめから検査をしないまま、委託依頼を受けた食品に対し、虚偽で「適合」の判定を下し
実際に京畿道富川(プチョン)にあるE検査機関は、サワラ製品に対する水銀検査を依頼されたが、検査を施行しないで虚偽の成績書を1万9千余回ほど発給していた。
京畿道城南に位置しているW検査機関の場合、キムチ製品に対する寄生虫卵検出の可否を依頼されたが、これを検査するための光学顕微鏡および遠心分離機を利用もせず、2014年3月から今年1月末まで、938回にわたって虚偽の成績書を発給していた。
このように検査をせずに虚偽の成績書を発給してやっていた事例は、3年間で計2万9千余件に達した

 この報道で紹介されていた他の事例

  • ソウル城北区のS検査機関:アイスクリーム製品のリステリア菌(代表的な食中毒菌)検査で、製品の一部だけを検査して「検査完了」したことにする。試薬や人件費の節減目的。確認されただけで、2012年11月から2年間で1万2千余回
  • 京畿道・城南のW機関:シッケ(甘酒)製品の細菌数が基準値を超過すると、検査結果を企業に知らせて、検体を他のものにすり替えて再検査したうえで「適合」判定。本来は、流通している全量回収の義務。
  • 慶尚南道・晋州のN検査機関:醤油(カンジャン)製品の、発癌物質アフラトキシン検査で、使い捨て検査装備の再使用や、初めから検査をしないで虚偽の成績書を3千余発給。再使用ではアフラトキシンは全く検出できない。

 

実はこういった事件は、べつに今回が初めてというわけでもありません。以前にも同様の事件が韓国では報道されています。
食品医薬品安全処をはじめ、韓国所轄官庁に大いに期待したいところですが、韓国産キムチは、日本の検査機関でも調査されて安全であることが判明していることを確認したうえで、購入したほうがよさそうです。

 

(更新 2015.06.11)

 

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