韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓

キムチの国の食事情・・・韓国産食品の安全性と危険性を考える

3人に1人が死亡する、中東呼吸器症候群(MERS)が韓国でついに感染爆発。経過を時系列で追う 3

感染拡大経過を、産経ニュース http://www.sankei.com/ の報道を紹介して、時系列でまとめます。

記事に登場する感染症の専門家は、韓国が発表する数値が公正なものであるという前提で論じているようにも見えますが、民主主義国家ではない大韓民国の国情も考慮してほしいところです。

 

《 時系列3 2015.6.03 》

 

2015.6.3 00:02  消毒せず日本、中国便運航 感染者搭乗の韓国アシアナ航空機体

  (digest) 感染した韓国人男性(44)が5月26日に利用した航空機が、消毒されないまま27日まで、名古屋や中国・大連などへの運航を続けた。28日に中国・長沙から仁川への飛行を終えた後に消毒。

■2015.6.3 07:02  「アジアの玄関口」九州、MERS対策に緊張

■2015.6.3 07:40  厚労省、MERS警戒し検疫体制強化へ

感染者30人(死者2人含む)  2015.6.3 08:33  広がるMERS感染範囲 最初の感染者とは違う病院でも 新たに5人を確認

 (digest) 感染者は、死者2人を含み計30人。新たな感染者5人のうち、1人は3次感染者で、最初の感染者の男性と同じ病棟にいた男性の転院先の病院で、感染が確認。他の4人は、同じ病棟の入院患者や家族ら。3次感染は計3人に増えた。

 

 

■2015.6.3 09:28  「情報足りぬ」九州悲鳴 年85万人来訪ゆえの〝不安〟

 (digest) 韓国当局は2日までに、約750人を自宅や医療機関に隔離

 厚労省福岡検疫所によると、国際線が発着する九州20カ所以上の空港・港すべてで、サーモグラフィーで入国者全員の体温を測定している。検疫所にいる医師の診察で症状が疑われた場合、入院を勧告する。ただし、発症前であれば、サーモグラフィーをすり抜ける可能性があり、また、発熱が確認されても、入院は、あくまで勧告。
 平成26年の九州地方における外国人入国者数は、前年比33.2%増で167万人と過去最高。このうち韓国からは85万人で全体の半数を超える(全国平均は2割)。

 

■九州大学病院グローバル感染症センター、下野信行センター長の話
 「これまでのデータをみる限り、MERSウイルスはそれほど感染力は強くない。インフルエンザのように人間同士に次々と感染していくようなものではない。日常生活ではマスクや手洗いで十分、防げるだろう。
 ただ、韓国では3次感染まで起きた。何故なのか原因を解明する必要がある。
 九州は韓国との交流人口が多く、流行の危険性がないとはいえない。特に韓国全域が流行地域になれば、相当な危機感を持たなければならない。
 MERSは致死率の高さが指摘されるが、どんな感染症も発見初期は重症者のみのデータが集められるので、致死率は高く出る傾向がある。軽症例も分かってくれば、致死率は下がっていくだろう。とはいえ、呼吸器疾患や糖尿病など、基礎疾患のある人は重篤化しやすく、注意が必要だ」

 

■2015.6.3 12:53  韓国MERS、398人が感染の疑い 国内の210校が休校に

 (digest) 隔離措置者は1300人以上。約210の小中高校が休校。当局の対応への批判が高まるなか、韓国大統領府は3日午後、大統領が主宰し、官民合同の緊急会議を開く。

■2015.6.3 15:22  東京株終値69円安、模様眺めのムード強まり軟調

 ※ 韓国のMERSの感染拡大の懸念により、空運株が軟調だった。

 

■2015.6.3 16:04  韓国渡航キャンセルも MERS感染拡大で 近畿日本ツーリスト「じわじわ影響出る可能性も」

 

■2015.6.3 16:27  朴槿恵政権にまた降りかかった難題 高まる社会不安 低迷する経済への影響は…

※ 旅行最大手企業の話では、中国から約300人が参加する予定だった観光ツアーが、直前キャンセル。中国人の韓国旅行キャンセルが相次ぐ。
※ 日本人観光客が激減するなか、中国からは昨年、最多の610万人もの観光客が訪韓。景気が低迷する韓国の観光産業を支える。
※ 韓国人によるこの夏の海外旅行に「自粛」の現象。旅行大手での海外旅行のキャンセル件数は、平年より10%増加。
※ 野党勢力が政権・与党攻撃の材料として攻勢。今回は明らかに政権の不手際や失敗が感染を拡大させている。
※ 韓国政府は、感染者が確認された病院名を公表していない。「国民の不安をいたずらに高めないためだ」と説明するが、かえって国民を不安に追いやっている。

 ■2015.6.3 20:09  隔離対象者が地方でゴルフ 当局が捜索 感染拡散に追いつけない朴政権 

 (digest) 「自宅隔離」を命じられていたソウル市内に住む50代の女性が2日、夫ら15人とソウルから約330キロ南方の全羅北道にあるゴルフ場に行った。保健当局関係者が警察と捜索。女性は「気がふさぐのでスッキリしようと思い、ゴルフに来た」。
最初の患者からの感染が疑われた男性も、医師の反対を押し切って出国し、中国で隔離されて感染が確認された。

朴大統領は3日、官民合同の緊急会議。最初の感染者が確認されてすでに2週間。朴大統領は1日の時点で初期対応の甘さを認めた。国民のなかには、感染者の入院先も明らかにしない朴政権に対するいらだち。韓国メディアも朴大統領に批判。朝鮮日報は社説で「国家次元の非常事態だ」などと訴え、旅客船沈没事故にも似た当局の対応に懸念。

■2015.6.3 21:21  MERS感染者30人に 

 (digest) 自宅や医療機関での隔離対象者は、1日で573人増え、1360人あまり。保健福祉省「現時点で医療機関内での感染にとどまっている」。しかし、転院を繰り返していた感染者からの三次感染が確認され、感染場所の範囲が広まっていることが判明。

 ■2015.6.3 21:34  韓国への渡航注意情報 台湾、MERS拡大で

 

(更新:2015.06.06)

 

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