韓国海苔巻き(キンパプ)1本1万ウォン ~ 韓国はボッタクリ文化を克服できるのか?外国人観光客に海苔巻き1本900円
韓国で、1本900円ほどの海苔巻きが売られているそうです。日本の感覚で言うと、1本1500円くらいということでしょうか。ぼったくらないと1500ウォン(130円ぐらい)。
キンパ、キムパプ、キンパプとは、「キム(海苔)+パプ(飯)」で、以前は「ノリマキ」と呼ばれていた日帝残滓の食べ物です。
酢飯ではなくて、ゴマ油で味付けされた米飯に具が入っています。具には、たくあんであるとかニンジンであるとか廉価なものが多いようです。牛肉なども使われます。酢が使われていないため殺菌作用は期待できませんので、食中毒に注意したいところです。
味は、まあ、ふつうです。人気と言えば人気なのかもしれませんが、おにぎりが日本で人気であるというようなことと同じです。作り方と言って、複雑なレシピがあるでなし、クックパッドでも見て、自宅で作ればいいと思います。
こちらは、日本の海苔巻き
韓国はボッタクリ文化を克服できるのか?外国人観光客に海苔巻き1本900円
韓国はボッタクリ文化を克服できるのか?外国人観光客に海苔巻き1本900円
2016.6.26 12:33 産経新聞 【ソウルから 倭人の眼】 URL略
(前略)
朴大統領は今月17日、大統領府で開かれた文化観光産業の競争力強化に関する会議で、次のように述べたという。「観光客が来ないからといっては嘆き、客がたくさん来れば不親切で、キムパプ(のり巻き)1本に1万ウォン(約900円)もの高い代金を取るのは観光客を追い払う行為だ。そんなことで観光客が大勢来るのを願うのは矛盾している」
「中国人団体観光客を相手にした低価格の観光やタクシーのボッタクリといった問題は、客の満足度を下げ、韓国観光のイメージを失墜させる深刻な原因だ」
(中略)
韓国メディアさえ「嘆かわしい」と批判した事件は今年2月に発覚した。韓国での報道によれば、同月上旬の春節(旧正月)の連休を利用し韓国を訪れた中国人観光客が、ソウル中心部の繁華街でのり巻き1本を1万ウォンで買わされたという。この中国人が帰国後にツイッターで、「私が中国人だと知ると値段をつり上げた」と暴露したことで、ニュースはまたたく間に広がった。大金をはたいて訪れた韓国での楽しいはずの観光旅行は、ボッタクリのせいで嫌な思い出となった。この中国人は「韓国には二度と行きたくない」とまで断言したそうだ。
(後略)
この調子なので、引用した報道によると、中国人観光客の再訪韓率はわずかに20パーセント、対して、再訪日率は80パーセントだそうです。
また、2015年の、日本人観光客の再訪韓率は、実に78.7%で、世界最高だということです。
(記事更新 2016.06.27)