【韓国のたまご】割れている卵・途中まで孵化した卵・カビが生えた卵 ~食品医薬品安全処が摘発
いつもの韓国産食品と言ってよいでしょう。定期的にこの手のニュースが上がってきます。
当ブログとしては、韓国の食の安全を守る官庁である『食品医薬品安全処』を応援するくらいの気持ちでウォッチをしていますが、この手の不正が韓国で止むことはありません。よって、日本に入ってくる韓国産食品も、すべてが問題無しとは思えません。
国民性でしょう。消費者・顧客の安全よりも、自分たち身内の利潤が優先されます。「公(おおやけ)」の概念が乏しいのだと思います。
韓国の卵、手のひらに乗る小さなセウォル号です。
(画像は記事の最後に縮小して紹介してあります。)
食品医薬品安全処が、割れている卵・無表示の卵を販売・使用した農場と食堂を摘発
食品医薬品安全処(食薬処)、割れている卵・無表示の卵を販売・使用した農場と食堂を摘発 식약처, 깨진 계란·무표시 계란 판매·사용한 농장과 식당 적발
入力 2016-06-27 11:42 修正 2016-06-27 16:27 브릿지경제 ブリッジ経済 (原文:朝鮮語)
食薬処は、27日、割れている卵を販売・使用した農場と飲食店を摘発したと明らかにした。写真は(左側上から時計回りに)割れている卵と上限の卵、孵化停止した卵、カビがはえた卵。 (写真提供=食薬処)
割れている卵や流通期限、生産者などを表示していない鶏卵を販売し、これを使用した農場や飲食店が食薬処に摘発された。
食品医薬品安全処は、割れている卵や無表示の卵を流通販売した咸安(ハマン)農園(慶南・咸安郡)とオランダ農場(忠北・鎮川[ジンチョン]郡)と、これを使用した飲食店など6カ所を摘発して告発の措置をとったと、27日、明らかにした。
食薬処によると、咸安農園は割れている卵を慶南(慶尚南道)河東(ハドン)のある食堂に販売した。このレストランは、割れている卵を食材として使用した。咸安農園は、また、無表示の卵を咸安の問屋に供給することもした。
また、オランダ農場は、食用卵収集販売業の申告をせずに、無表示卵を忠北(忠清北道)陰城(ウムソン)の卵卸売業者であるデソン(テソン)鶏卵(대성계란)に販売するところを摘発された。デソン鶏卵は、食用卵収集販売業の申告をせずに、忠北・陰城(ウムソン)の製菓店 *1 にリエ無表示の卵を販売しており、この製菓店は、供給された無表示の卵を使用目的で保管して摘発された。
(後略)
「畜産物衛生管理法」を無視して無表示で出荷したというのは、通常の品質にはないものを、裏のルートで流したということだと推測します。
消費者に直接目が触れる状況では、商品として成立しにくいので、加工品用に安く秘密裏に卸したのではないでしょうか。どんな卵であっても、材料として料理に入れ込めば、客はもう気づかないということでしょう。
韓国には、『不良食品申告電話 1399』や foodsafetykorea.go.kr というサイトがあって、国民からの告発を受け付けていますが、今回もそれによって当該企業が浮上したとのことです。
食品医薬品安全処は、不良卵や無表示卵の根絶のために、5月から集中取締りを実施しているそうです。72時間以内に現場調査を実施して、厳正に措置を取るそうですから、頼もしいですが、いたちごっこの感があります。
上記報道にある画像です。(心の強いかたは、サイズの大きな元画像もどうぞ)
元画像 http://www.viva100.com/mnt/images/file/2016y/06m/27d/2016062701001692600075891.jpg
記事後記
まったく食欲がわかない食品ブログです。世にある食べ物ブログとあまりに違います。しかし、今回のニュースは、まだまだ全然たいしたことの無いニュースです。
これで、「極端な例を取り上げている」と思ったかたは、残念ながら、韓国産食品の現状をご存知ないのだと思います。不確かな知識で韓国に贖罪意識を持ってしまったり、自虐的な歴史観の裏返しで、韓国がとてつもなく優れた国であるという誤認があると、目が曇ります。 https://twitter.com/aramitama660
(記事更新 2016.06.30)
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*1:韓国は製菓店とパン屋が別れていないところが多い。一つの店でケーキもパンも作るといった業態である。