外国人が食べにくい韓国料理の1位は、生のワタリガニ料理「ケジャン」。寄生虫リスクがないものを選びたい。
外国人が食べにくい韓国料理1位は「ケジャン」…2・3位は清麹醤、サンナクチ
外国人が食べにくい韓国料理1位は「ケジャン」…2・3位は清麹醤、サンナクチ
6月13日(月)18時9分配信 中央日報日本語版 URL略
外国人観光客が食べにくい韓国料理1位にケジャン(蟹醤)が選ばれた。
外国人向け観光専門旅行会社のコスモジンは4~5月に韓国を訪問した外国人観光客782人を対象に「最も食べにくかった韓国料理」について調査した結果65%(508人)がケジャンを1位に選んだと13日明らかにした。
調査に応じたある外国人観光客は「ケジャンは韓国の芸能番組でおいしそうに食べる姿が印象深くて選んだ」として「ところが真っ赤なものは薬味が辛すぎて、かき集めたものはひどく塩辛い上に臭いまでして食べにくかった」と話した。
(後略)
ケジャンとは、ワタリガニを生のまま、塩やタレに漬けた韓国料理で、食べ方としては、熱を加えずにただそのまま食べます。ケジャンのジャンは「醤」のことです。
カンジャンケジャンとヤンニョムケジャンが知られています。
東京ではコリアンタウン新大久保や赤坂、大阪で言えば鶴橋などで、韓国の有名専門店が出店していたりするのではないでしょうか。
渡り蟹を生のままで漬け込むというところに危険性が潜んでいて、適切に冷凍処理されていてはじめて安全性が担保されるわけで、そうでなければ寄生虫感染のリスクが高まります。
冷凍処理くらいはちゃんとしているだろうと思いたいところですが、適切に冷凍処理されているか否かは消費者が確認することは難しいので、信用できる店であるかどうかが重要となります。
ワタリガニを韓国から輸入しているのであれば、本国で冷凍されていそうなものですが、実際のところはどうなのでしょうか。
個人が怪しげなレシピで作ったものは、食べるのにそれ相応の勇気が必要でしょうね。
記事後記
記事の後半(引用割愛)に挙げられていたポンテギは、韓国人の昆虫食です。蚕蛾のサナギであり、分類としては「おやつ」なんでしょうね。日本でも長野県や群馬県などの養蚕地域では食用にされていたということです。韓国の屋台などで紙コップに入れて売られていますが、「外国人が食べにくい」と判断する以前に、とにかく臭いが強烈で近寄りがたいので、ランキング上位にはならなかったのだと思います。
韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓 (@aramitama660) | Twitter
(記事更新 2016.06.15)