韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓

キムチの国の食事情・・・韓国産食品の安全性と危険性を考える

食品の偽装表示 適切な監視、指導を 大分合同新聞 2016.05.30

大分県の食品偽装対策に関する報道です。

 

4月の九州大地震では、熊本県同様に大分県も経済的打撃を受けているはずです。

日本全国からの「食べて応援」が促進されるような取り組みを期待したいと思います。

 

食品の偽装表示 適切な監視、指導を

食品の偽装表示 適切な監視、指導を
大分合同新聞 2016.05.30
oita-press.co.jp/1010000000/2016/05/30/133129693

 県食品偽装表示対策チームの会議が、大分市内であった。本年度も県内のスーパーや道の駅などへの立ち入り調査を実施し、問題があれば迅速に対応することを確認した。
 県の関係各課や振興局、九州農政局などから約30人が出席。県食品安全・衛生課の佐伯久課長が、県内で2013~14年にヒジキやタマネギの産地偽装が発覚したことなどを説明し、「県民の食品への注目度は高くなっている。適切な監視、指導に努めてほしい」と求めた。

 (後略)

  

2015年度は806カ所で計2万5657点の食品を調べても、悪質なケースがなかったとのことなので、状況が改善されていると解釈したいところです。

 

なお、ヒジキについては、ここ数年の凶作で価格が高騰しているとのことです。

国産ヒジキが高騰 海水温低下で収穫激減  日本食糧新聞 電子版
水産加工 ニュース 2016.05.20 11355号 01面
news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=HORIE20160517083855440

 【九州】国産ヒジキが高騰している。これは昨年の凶作に続き、今季も海水温の低下による発育不良で、収穫量が激減し、2年続いての収穫減で入札価格が上昇している。

 国産としては主として三重、和歌山、愛媛があるが、三重では昨年平均入札価格が1kg=1550円に対して、今年は2399円で6割アップしており、和歌山が5割、愛媛でも4割上昇となっている。

(後略) 

以上

 

記事後記

このたび改定された「日本食品標準成分表」によると、ヒジキの鉄分が100gあたり55mgから6.2mgへと記載が変更されたそうです。製造に鉄製釜が使われなくなってきたことによるものです。(日経新聞の報道による。)

国内の製造事情の変化が反映された結果ですが、外国産の食品は国産食品と必ずしも同様の栄養価があると考えてはいけないことを示唆していると言えます。環境汚染、原料の産地・土壌、製造方法、流通過程…考慮すべき種々の要素があります。

 (更新 2016.06.03 記事後記を追加)

 

 関連記事