韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓

キムチの国の食事情・・・韓国産食品の安全性と危険性を考える

【韓国のトンデモ偽装食品】製造日不明の原材料で作られる本場韓国産キムチ。HACCP認証企業までもがやりたい放題 (2015)

最近は一時ほど店頭でたくさん見られることも少なくなった韓国産キムチ。ひところはハングル表記の容器が並んでいたりしたものですが、ずいぶんと減ったように思います。

 キムチは、韓国人にとってはソウル・フード、民族の誇りとするところですが、日本人から韓国産キムチのの品質に疑念の目が向けられるようになって、もうずいぶんと経過しました。

  

首都ソウルのお隣、韓国第三位の大都市である仁川(インチョン)市で、不良キムチを納品してきた企業が摘発されました。今回、紹介するのは、韓国テレビ放送MBCの報道です。

不良キムチ、「ハサップ(HACCAP)」認証まで受けて116校に納品

2015-10-31 07:02  MBCニュース (原文:韓国語)

 

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◀レポート▶
仁川のあるキムチ工場です。

アルタリからヨルム(大根葉)、白菜キムチまで10日後に近隣の学校の給食に納品するために熟成中のキムチは、箱に入れられています。

唐辛子粉からニンニク、塩辛にいたるまで、表記はすべて国内産です。
しかし、工場の従業員は言葉を濁します。

[取り締まり公務員]

「中国産唐辛子粉を使いながら、なぜここの表記が国産になっているのですか?(それはそうなる時があって、ならない時もあってそうしています。*1)」

ここに唐辛子粉を納品するところを見つけました。

中国産だけに見えます。

キムチ一株をあえるのにかかる唐辛子粉の値は10,500ウォン。

しかし、これを中国産に置き換えると、5,400ウォン、半額になるという計算で原産地を偽るのです。

 

最初から原産地表記がなく、いつ、誰が作ったのかもわからない小エビの塩辛やエクチョ(塩辛)を使った企業もありました。

こうして作られたキムチは、近隣の116校の小・中・高等学校に納品されたが、国内産材料を使ったキムチを混ぜる方法で、食薬処(食品医薬品安全処)の「ハサップ(HACCP)」認証まで受けていました。 

 

問題となった企業の代表2名は立件されたとのことですが、原産地表示違反の罰金は、普通1千万ウォン水準で済むということで、こういった不正が横行しているようです。韓国産食品にさらに安価な中国産原料を使うというのは、ひとつのパターンです。

 

記事中にあるHACCP(ハサップ Hazard Analysis and Critical Control Point)というのは、食品の製造工程における衛生管理の手法のことです。

 

製造工程で発生する可能性がある、例えば微生物汚染などの危害をあらかじめ分析し、ひとつひとつの工程ごとにそれぞれ対策を講じていけば、より安全な製品を作ることができるという発想です。国連FAOとWHOの合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表された国際的に認められたものです。 

 

食品企業ではこのハサップを採用しているということが、他企業との差別化になるので、採用するところが出てきているわけですが、そこは韓国。ハサップ認証企業であることが、食品の安全性を担保することにはなっていません。

 

国内で韓国産食品を購入しようとした場合、ハサップ認証を売りにしている食品も見かけるかもしれませんが、留意しておきたいところです。何か国際基準をクリアしていてさすが韓国♪ などという誤解はやめにしてほしいものです。

 

■記事後記
韓国の報道は、具体的な企業名や容疑者名を挙げないところが、ほんとうにだめです。社会的制裁を受けずに済むので、やったもの勝ちなところがあります。容疑者など「キム某さん」ですから。韓国人の四人に一人が、キムなんですが・・・。犯罪に甘い「情(ジョン)」の世界です。

これだけ不正が横行して止まないというのは、民族の病だと思います。不正による被害を被った者も、またどこかで反社会的な不正をはたらいていたりもするのでしょう。お互いが被害者であり、加害者である国。互いが互いを食い合う図といったらよいでしょうか。「霊的に生まれ変わらなければならない」とはこのことです。

 こりあの食卓 (@aramitama660) | Twitter

 

2015.11.11 更新

 

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*1:従業員の返答です