日本の厚生労働省に相当する韓国『食品医薬品安全処』が、光州夏季ユニバーシアード大会の関連食品施設などを視察

韓国にも、食の安全を監視する官公庁があります。食品医薬品安全処です。

ちょっと、紹介してみます。夏季前には全国の飲食店の衛生点検をするなど、韓国の食の安全を推進しています。
今回は、7月に行われる光州Ｕ大会の食関連工場を視察したという記事をご覧ください。

キム・スンヒ食薬処（食品医薬品安全処）長、「光州Ｕ大会、食べ物の安全管理徹底」　　聯合ニュース　　　　送稿時間 | 2015/06/19 16:26　(原文：韓国語)
김승희 식약처장 "광주U대회 먹을거리 안전관리 철저" | 연합뉴스　

 （画像引用：同記事の一部分）

(光州=連合ニュース) ソン・サンウォン記者 = キム・スンヒ食品医薬品安全処長は、19日光州を訪ねて夏季ユニバーシアードに前後して、徹底的な食品の安全管理を呼びかけた。

キム処長は、この日午後、全南（全羅南道）長城郡の(株)現代フードシステムと光州北区のアワーホーム湖南物流センターを順に訪問して、食品安全管理の実態を点検した。

今回の訪問は、来月3日開幕する光州Ｕ大会期間に発生しうる食中毒などの食品安全事故を予防するためである。

(中略)

キム処長は、弁当製造会社である現代フードシステム、食資材供給会社であるアワーホーム側の企業ブリーフィングを聞いて製造施設を見回った。

キム処長は、「光州Ｕ大会成功は、安全な食べ物の提供に始まる」とし、「食中毒発生の憂慮が大きい夏に大会が進行するだけに、食品安全管理に最善を尽くしなさい」と述べた。

「光州Ｕ大会成功は、安全な食べ物の提供に始まる」・・・さまざまな国際的行事の場で、これが、たいてい、とまでは言いませんが、よく失敗するわけですが。MERSの封じ込めが失敗した理由と同じ本質的な理由で、また失敗するかもしれません。

韓国の夏も、なかなか暑いです。日本の選手は、どうか日本の常識にとらわれず自己防衛してください。

■記事後記

ご覧いただきまして、ありがとうございます。

外国の、しかも食品問題に特化して記事を書いていますが、ネタは尽きませんね。韓国だからかもしれません・・・。これが、ベルギーやオーストリアであれば、書き続けられないかも。韓国は人口5000万人いますが、人口の多寡ということではありませんね。今月いっぱいは、毎日、書き続けます。

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(更新：2015.06.27)

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