【韓国MERS中東呼吸器症候群】与党代表ですらMERS克服にキムチを挙げるという、韓国人のキムチ信仰
5月20日に最初の感染(68歳男性、中東帰国者)が判明、韓国は初動段階のMERS封じ込めに失敗しました。
その後、大拡散にいたるわけですが、医療機関や韓国保健福祉部をはじめとする政府機関の対応の杜撰さだけが、責められるべきではないようです。
やはり、国民性の違いなのか、ウイルス対策に対する観念が、日本人と韓国人とでは違っているように見えます。
与党セヌリ党代表ですらも、MERSにはキムチが効くと言わんばかりの発言をしています。
以下、事例を紹介します。
ハフィントンポスト The Huffington Post Japan
「MERSはキムチで克服できる」韓国与党代表の発言にネットユーザー啞然 投稿日: 2015年06月18日 20時05分 JST 更新: 2015年06月18日 20時09分 JST
*韓国与党・セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が、キムチやコチュジャンをたくさん食べる韓国人は「MERSを克服できる」と、党議員総会で発言。
「私が連日、MERSの現場を訪れているので、私を避ける人もいる。
本当に握手したがらない人もいる。何の心配もいらない。
私が毎日、家に帰ると孫たちがいるけれど、どれだけ抱き上げてチューしても何の問題もない。コチュジャン、キムチをたくさん食べる我が民族はみんな、MERSより恐ろしいSARSも克服した。
みなさん、MERSは必ず克服できる。みなさん、頑張りましょう」
レコードチャイナ
韓国の若者、MERSに関心薄く「キムチを食べれば大丈夫」の声も、一方で中国人留学生は戦々恐々―中国メディア 配信日時:2015年6月19日(金) 4時29分
* 2015年6月18日付、人民日報(電子版)
韓国・ソウルの大学に通う中国の男子学生は、「韓国のネットではMERSへの関心度は高いが、僕の周りの韓国人はあまり注目していないように感じる。韓国人の友人の中には、『キムチを食べれば大丈夫』と話す人もいる。きっと彼のように、韓国人の中にはキムチが万病を治す効果があると信じている人がいるのだろう」と話した。
韓国の若者はMERSを「ひどい風邪」としか見ていない。多くの人が命を落としている現状に関しては、犠牲となっているのが高齢者なため、体が丈夫で免疫力が高い若者の彼らには脅威ではなく、メディアが伝えるほど深刻な状況ではないとの見方が強い。
女子SPA!
韓国の日本人が見た、MERS騒動のドタバタぶり!ラクダ男、トンデモ療法も… 2015.06.18 ニュース
*韓国在住6年のライターの証言
初めて死者が出たことが6月1日に発表され、これまでにないほどマスク姿の人が目立つようになりました。また、「鼻の穴にワセリンを塗れば感染しない」「免疫力アップにキムチが有効」といったトンデモ民間療法も浮上。
livedoorニュース 東スポWeb
【韓国MERS】デマも拡散!ネットにトンデモ療法 2015年6月13日 10時0分
一方で、デマも横行している。韓国国内でMERSの“予防薬”として国民食のキムチがバカ売れしているのだ。ネット上で流布されたもので、根拠となっているのは2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)流行の際、韓国では感染者がゼロだったこと。これに当時の韓国人は「キムチのおかげだ!」と胸を張っていた。
このほか、ネット上ではワセリンを鼻に塗りたくるワセリン療法やタマネギ、初乳、シナモンの粉が挙げられている。
FOCUS-ASIA.COM
「免疫力を高める」、MERS拡大の韓国でキムチの売上が急増―中国メディア 6月11日(木)16時47分配信
現地のスーパーマーケットチェーンが10日に発表したところによると、MERS対策として、キムチや生姜、サツマイモ、サケが免疫力を高めるとして飛ぶように売れている。今月1~8日の売上は、MERS発生前と比べ、10%以上の増加。
■記事後記
やはり、なぜこれほどまでも頑迷かつ強固なキムチ信仰があるのかと思ってしまいます。結局は、キムチとハングルあたりでいつも収斂する。
韓国人ひとりひとりを考えれば、合理的科学的な判断ができるひとは、いくらでもいるでしょうが、でも韓国人個々の意識とは別に、韓国文化という総体が、バリエーションを持つこと拒否しているかのようです。
(更新:2015.06.21)
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