韓国産食品ウォッチ!こりあの食卓

キムチの国の食事情・・・韓国産食品の安全性と危険性を考える

【環境問題】ラムサール条約登録湿地につながる川でさえも家畜の糞尿にまみれている韓国では、河川や海洋の汚染も深刻

今回ご紹介するのは、韓国では非常に多い、河川へ家畜糞尿をそのまま垂れ流すという行為の一事例です。河川の汚染が進めば、もちろんそれは海にまで到達し、海洋汚染へといたります。

韓国海苔や韓国産牡蠣などが危険ではないかと疑念を持たれるようになってから久しいところに、また新たな不安材料を提供することとなります。

日本では、マスコミはもちろん、ネット上でも紹介されることが少ない、河川汚染の実例をご覧ください。

 

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画像:韓国News1 2015.04.14 14:35:17 記事から引用

 

ニュース1
昌寧(チャンニョン)牛浦(ウポ)沼につながっているトピョン川、家畜糞尿など無断放置で“汚染深刻”
(慶南 昌寧 =ニュース1) イ・チョルウ記者 | 2015.04.14 14:35:17 送稿
http://www.news1.kr/articles/?2184803  [原文:韓国語]

慶南(慶尚南道)昌寧郡のウポ沼とつながっているトピョン川の下流地が、各種汚染物質がそのまま流れこみ、生態観光地であるウポ沼を汚染させていると指摘されている。

14日、地域環境団体と住民たちによれば、トピョン川の上流地は、高岩(コアム)面と大池(テジ)面の環境浄化の努力で、「オシドリ」が留鳥化するほどに水質改善がおおいに成し遂げられている。

一方、ウポ沼と接しているトピョン川下流地は、大合(テハム)面ソヤ里の村の大規模牛飼育農場で堆肥を路上放置していて、糞尿が水路を通じてウポに流れこんで、ウポ沼の水質汚染の原因になっている。

また、無許可の堆肥工場も堂々と稼動していて、ウポ沼の汚染を加重させていると指摘されている。

住民のパク某さん(55歳)は、「生態観光地に指定されたウポ沼は、地域住民が生態保全に先頭に立たなければならないのに、大合面ソヤ里の一部住民は、環境意識もなく各種汚染物質をそのまま放置していて、ウポ沼が汚染でモムサルをわずらっている」と明らかにした。

(後略)

 

牛浦(ウポ)沼は、ラムサール条約登録湿地である

牛浦沼 - Wikipedia

湿地は全域2.13km²に及び、これは韓国最大級の面積である。また2008年6月現在、韓国に7つあるラムサール条約登録湿地の内の一つである。

牛浦沼は非常に多くの絶滅危惧種や希少種の生息地である。1997年の調査に基づくと、合計で342種の絶滅危惧種が生息していると考えられている。

牛浦沼(ウポぬま)は韓国南部にあり、河川は、牡蠣(カキ)の主要産地である韓国南岸にも、そう遠くはないですから、日本人としても気がかりではあります。

世界的にも重要な自然環境が自国にあるというのならば、それなりの保護意識を国民全体で共有してほしいところです。

「絶滅危惧種」「希少種」といった少数の存在に対する関心が足りないのでしょうか。

 

■記事後記
後記を書くことにしました。よろしくお願いします。

食品ブログだからといって、油断されませんように。もっときつい画像の紹介もできましたが、今日はやめておきました。実は、糞尿を河川にそのまま垂れ流すというのは、よくある定番ニュースです。たくさんあります。

地名の翻訳を正確にしようとすると手間がかかりますね。漢字表記を探すのが、かなりめんどう。それもあって、国内マスコミの在韓特派員は、現地記事の紹介をさぼったりもするんでしょうか。
モムサルというのは、簡単に言うと、疲労をともなった身体症状のことです。https://twitter.com/aramitama660

(更新:2015.06.18)

 

 

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